エアコンの取り付け手順
エアコン設置場所の確認
まずはエアコン(室内機)の設置場所を確認します。
エアコンの設置場所や取り付け方法についてご不安がある場合には、お客様のご意見やご希望をお聞きした上でエアコン工事のプロがアドバイスさせて頂きます。
背板の取り付け
エアコン室内機を取り付けるためには、まず背板という金板を壁に取り付けします。
壁の素材が漆喰(しっくい)や石膏ボードなど、ビスが効かない壁の場合にはタテサン(室内機吊り金具)を使用して背板を取り付けする事があります。
配管穴の確認
配管穴とは、エアコンの室内機と室外機を繋ぐ配管を通す穴の事で、エアコンを設置された事があるお部屋なら、どこかに配管を通す穴があるはずです。
新築一戸建てでは配管穴があいていない事があり、その場合には配管を通す穴をあける必要があります。
建物が賃貸の場合には事前に建物オーナー及び不動産の許可が必要となります。
窓パネル
壁に穴が無く、穴をあける事ができない場合には窓枠の一部を使用して配管を通す事もできます。
室内機の接続
室内機側の補助管と配管を接続し、配管穴から配管・ドレンホース・電線を外に出します。
配管類を外に逃がした後はパテで隙間を埋めて、外気や虫の侵入を防ぎます。
お客様のご希望によって貫通スリーブ(オプション工事)を取り付けする事も可能ですので、その際は事前にお伝え頂いております。
室内機の設置
室内機を背板に引っ掛けるように取り付けて固定します。
配管穴の位置によっては室内機に隠れて穴が見えなくなりますが、室内機の設置場所から離れた位置によっては配管が見えます。
むき出しになった配管が気になる場合には室内化粧カバー(オプション工事)を取り付けする事で見た目がスッキリします。
室外機の接続
室外機の接続作業をおこない、配管類が傷つかないようにテープで巻いていきます。
室外側もむき出しの配管が気になる場合には化粧カバーを取り付けする事で美観を損なうことなく、スッキリとした見た目となります。
エアコン取り付け後に化粧カバーを取り付けする事が出来ませんので、ご希望の場合には事前にお伝え頂くようにお願い致します。
真空引き作業
室内機と室外機を接続した後は、配管の中を真空状態にするため「真空引き作業」をおこないます。
試運転
エアコンの取り付けが完了した後は水漏れチェックと試運転による動作確認をおこないます。
福山のエアコン屋で取り付けしたエアコンについては工事完了日から3年間の工事保証をお付けしておりますので、万が一取り付けしたエアコンに不具合があった場合には早急にご対応する事をお約束致します。
※エアコン本体の故障については、販売店及びメーカーによる保証対応となります